今日はかつておもちゃ王国で販売されていた限定トミカの三菱iとリニューアル版のi-MiEVをご紹介。



2007年7月ごろに三菱iをベースに作られた可愛らしいカラフルな限定トミカ。これ以前に発売されたおもちゃ王国トミカといえばオリジナルカラーのスーパーグレートトラックやエアロクィーンをベースにして王国のシールを貼っただけのややお手軽な、架空モデル(エアロクィーンに関しては実際の送迎バスを無理やりエアロクィーンで再現した感がありますが…)が多かったですが、このiは実車が岡山のおもちゃ王国に導入されていました。おもちゃらしいバスやトラックももちろん良いですが、実車があるとより親しみが持てますよね。






岡山(玉野市)にパークがあることと、同じ岡山に三菱iを製造する三菱自動車水島工場(倉敷市)があるという縁から作られたんじゃないかと思われるiのおもちゃ王国カー。白と黄色のボディにおもちゃ王国のキャラクターがラッピングされています。トミカではラッピングの部分がシール表現のため、実車と微妙に違う部分もありますが、概ねよく再現できています。




リアウィンドウには「おかやま三菱」のロゴも。前述のように、iが岡山で作られていることと絡んでいそうですね。




シールを貼る前のものと。ドア部分のラッピングもシール表現ですが、ここだけは最初から貼られていました。




そして、2011年ごろに発売されたリニューアル版がこちらの「i-MiEV」仕様。実車はガソリン車の「i」しか存在していないようなので、単にベースにしていたトミカの金型が「i-MiEV」に改修されてしまったからそれに合わせただけのリニューアルだと思われます。とはいえ、わざわざ商品名やパッケージを変えてまでリニューアルするということは「i」が結構人気あったんですかね。





金型がiからi-MiEVに変わっている(それに伴ったエンブレム等の変更)、製造国が中国製からベトナム製に変わっているという以外はトミカの仕様自体に大きな変化はありません。



左がiで右がi-MiEV。通常品のi-MiEVと違い、LED風の透明ヘッドライトではなくハロゲン風の黒っぽいライトが踏襲されています。実車がiのままだったため、見た目に大きな乖離が出ないように、という配慮ですかね。




それ以外にはシール台紙が長い一枚ものから二分割のものに変わったりしています。どうでもいいのですが、見た目が大きく変わっていないのにパッケージ写真まで差し替えている律義さがちょっと面白いですね(笑)



おもちゃ王国限定トミカの三菱iと三菱i-MiEVのご紹介でした。


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おもちゃ王国　夢の車
三菱 i
・Debut　2007.07頃
・Price　 ￥800+tax
・Made in China
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おもちゃ王国　夢の車
三菱 i-MiEV
・Debut　2011頃
・Price 　￥800+tax
・Made in Vietnam
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